軽トラ積み放題を申し込む際は、対応エリアに注意しよう

軽トラ積み放題を提供する業者の中から依頼先を選ぶ時は、料金をまず確認する人が多いでしょう。
料金ももちろん重要なのですが、それよりも大切なのがそもそも対応エリアに入っているかということです。
対応エリアに入っていないと、そもそも利用できません。
軽トラ積み放題の対応エリアについて、解説します。

目次

そもそも軽トラ積み放題とは?

軽トラ積み放題は、不用品回収業者が取り扱っているプランの一つです。
具体的には、さまざまな不用品をまとめて処分することができ、軽トラックに積み込めるだけ積んでいくというプランです。

作業員が整理をしながら、あらゆる不用品を積んでいってくれるため、大量の不用品があるときには便利です。

また、プラン内に階段料金、搬出作業費などが含まれていることが多いのも、軽トラ積み放題の特徴です。
積載量については、ワンルームまたは1K程度の間取りに対応している業者が多くなっています。

ちなみに、軽トラ積み放題の料金については、20,000~25,000円程度が相場ですが、業者の中には“25,000円~”といった表記がされているところも多く、実際にはもう少し料金がプラスされると考えておくと安心です。

軽トラ積み放題のメリット

軽トラ積み放題のメリットとしては、まず予算が組みやすいという点が挙げられます。

各不用品回収業者は、軽トラ積み放題のプランだけでなく、単品回収も行っています。
単品回収の場合、1点あたりで料金が決定するため、複数の不用品を回収してもらう場合、出した分だけ料金がかかります。

一方、軽トラ積み放題は、軽トラに積める分であれば料金は一律であり、単品回収よりもリーズナブルな価格になることがほとんどです。

また、その他のメリットとしては、スピーディーな不用品処分ができるという点も挙げられます。
軽トラ積み放題の場合、即日対応を行っている不用品回収業者も多く、中には最短25分、30分で回収可能というところもあります。

ちなみに、軽トラ積み放題は、さまざまな種類の不用品をまとめて軽トラに積み込んでいくため、分別の必要がありません。
このように、分別の手間や時間を削減できるという点も、メリットの一つだと言えます。

軽トラ積み放題の対応エリアとは?

軽トラ積み放題を提供する不用品回収業者は多いのですが、それらの業者は対応エリアが決まっています。
対応エリアとは、一体何なのでしょうか?

対応エリアは、その業者が出張できる範囲です。
その範囲内でなければ、軽トラ積み放題を利用することができません。
そのため、たとえ料金が安く利用したいと思える業者がいても、対応エリア外になっていると利用することができないのです。

対応エリアには、大きく分けて2種類あります。
会社があるところやそこと隣接している県だけ対応しているケースと、全国に対応しているケースです。

ただし、全国と言っても一部の都道府県は対応していないこともあります。
例えば、北海道から九州まで対応している業者は沖縄に対応しておらず、他にも一部地域で1~2つの県は対応していないということもあるのです。

また、対応エリアにはより細かい指定がされていることもあります。
同じ県内でも、市区町村で対応が分かれることもあるのです。
都道府県だけではなく、自分が住む市区町村も対応しているかどうか確認しておきましょう。

対応エリアは各業者のホームページでも確認可能

軽トラ積み放題の対応エリアについては、各業者のホームページで確認できるケースが多いです。
具体的には、サービス内容などの欄に、対応エリアの都道府県名、細かい市区町村名が記載されているケースが多いです。

また、優良な不用品回収業者であれば、対応エリアの欄に注意事項として、「〇〇市は対象外」といったような記載がされていることもあります。

ちなみに、不用品回収業者のホームページで郵便番号を入力し、自身が住んでいるエリアが軽トラ積み放題の対象エリアかどうか確認できることもあるため、利用できる場合は積極的に利用すべきです。

エリア外では軽トラ積み放題を利用できない?

では、対応エリアとして記載されていない所ではその業者の軽トラ積み放題を利用することはできないのでしょうか?
実は、そうとは限らないのです。

業者によっては、対応しているエリア外であってもそれほど遠くなければ、引き受けてくれることもあります。
ただし、その場合は別途交通費を請求されてしまうこともあります。

交通費はかなり高額なので、元々他の業者より安かったとしても合計では高くなってしまう可能性は高いでしょう。
そのため、わざわざエリア外の業者に頼むメリットは薄いと思われます。

対応エリアの許可を得ているかは必ず確認しよう

軽トラ積み放題の対象エリアを確認する際は、どこまでが対象エリアなのかだけでなく、その不用品回収業者が、対応エリアの許可を得ているかどうかも確認すべきです。

不用品を回収して処理するには、各エリアの市区町村から許可を得なければいけません。
市区町村によっては、非常に厳しく審査をしているところもあります。

例えば、大阪市は一般廃棄物収集運搬業の許可申請をする人を対象に、法令などの必要な知識を有することを認定する試験を実施しています。

しかし、不用品回収業者の中には、このような許可を得ずに営業しているところもあるため、注意しなければいけません。
このような無許可の業者は、許可を得ていないどころか、処分の経費を削減するために、軽トラ積み放題などで回収した不用品を海や山などに不法投棄するケースも見られます。

また、不法投棄された不用品が発見されたとしても、それが不用品回収業者の特定につながらないことも珍しくありません。
誰が不法投棄をしたのかわからない場合は、不用品についている識別番号などを頼りに、販売履歴を調べ、元の所有者を探す可能性があります。

つまり、不法投棄をしたのは不用品回収業者であるにもかかわらず、利用者が疑われてしまうおそれがあるということです。

軽トラ積み放題におけるその他の注意点

軽トラ積み放題を利用する際は、対応エリアに関すること以外にも、注意すべき点がいくつかあります。

まず、軽トラ積み放題を依頼する際、積み込み作業に何人の作業員が来てくれるのかについては、必ず確認しておきましょう。

不用品回収業者によっては、作業人数に個人差があります。
2名ほどの作業員がすべての作業を行ってくれる場合もあれば、作業員が1名のみで、依頼者の方も積み込みを手伝わなければいけないという場合もあります。

その他、作業員の人数で料金が変わることもあるため、想定外の料金が発生するのを防ぐために、これらのポイントは押さえておくべきです。

また、軽トラ積み放題を利用する際は、不用品の中に家電が含まれているかどうかも、必ず確認しておくべきです。

不用品に家電が含まれている場合、軽トラ積み放題の料金が割増しになる可能性があります。
こちらは、家電リサイクル法により、家電はリサイクル処分が義務付けられていて、処分に費用がかかることが理由です。

まとめ

軽トラ積み放題を提供している不用品回収業者には対応エリアが決められていて、それ以外のエリアでは基本的に軽トラ積み放題を利用することができないため、業者を選ぶ際は対応エリアにも注意しましょう。
基本的には隣県まで対応していることが多いのですが、中にはもっと範囲が狭い業者もあります。
また、市区町村についても対応エリアが定められているため、注意しましょう。

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