特殊清掃の依頼するケース
孤独死
日本で65歳以上の人口が増えていることや、単身世帯が多くなっている背景などから、一人で亡くなるケースが増えている日本。
単身で暮らし、近所づきあいなどが少ない場合は様々な理由で部屋で亡くなった時も発見が遅くなる傾向にあり、結果特殊清掃に依頼されることがあります。
事件
殺人事件等の現場を復旧するケースです。
血液などが多く付着することがあり高額になることが多く見られます。
コロナなどの感染症
コロナ禍から多くなってきたのが、コロナやインフルエンザなどの、飛沫感染や空気感染する感染症の予防策として除菌を依頼するケースです。
新型コロナウイルスの陽性反応が出てしまい、これ以上感染を広げたくないため、職場や自宅の除菌作業を依頼されます。
災害
地震や台風、大雨の水災害など、自然の脅威によって荒れてしまった居住地などを復旧するために依頼するケースもあります。
特に近年ゲリラ的な大雨に見舞われる地域が多くなり特殊清掃の出番も多くなっています。
水災害の場合、家の中が一度水浸しになってしまった場合の復旧は拭くだけではどうにも原状復帰できません。
水が上がってしまった家には河川の水や下水なども流れ込んできているため除菌や必要になり匂いを取り除く作業も必要になります。
ペット関係
ペット飼育が可能なアパートやマンションで見られる依頼が、犬や猫、その他ペットの糞尿の匂いを招集除菌してほしいと依頼が入るケースです。
ペット可のアパートやマンションでもペットを飼わない住人もいるため、前住人がペットを飼っていた場合は退去後に一度部屋をクリアにする必要があります。
持ち家でもペットの匂いが染みついてしまった部屋をクリアにしたい時などに依頼できるのが特殊清掃です。
特殊清掃を依頼する時の相場は?
特殊清掃は依頼する部屋の大きさや依頼内容で金額が異なり、何時間程度の作業になるか、作業員はどのくらい必要かで変わります。
おおよそ50,000円~と言われていて、1Rや1Kの局所的な清掃などの場合この金額で考えておくのがいいでしょう。
広範囲となり、復旧個所がおおくなると金額も高額となります。
特殊清掃は、消臭作業や汚れを落とす、害虫の駆除などの主な内容に、リフォームなどが必要なほどの状態であれば金額も高額となります。
一般ではわかりづらい料金設定でもあるため、悪徳業者につかまらないよう事前に見積もりをとってから進めるのがおすすめです。