生活スタイルが多様化している現在、外から見てもゴミ屋敷として認識できるほどゴミがあふれてしまっている家や、アパートやマンションの一室でも実はゴミがあふれてしまっている部屋など様々なゴミ屋敷が存在します。
ゴミ屋敷レベル3とはどのくらいのゴミの量が広がり、解決するにはどうしたらよいのかなど情報として知っておきましょう。
ゴミ屋敷レベル3とは？
部屋に散乱したゴミの量が、大人のひざ上まで蓄積した状態で、生活ゴミに加えて粗大ゴミも加わっている状態をレベル3としています。
生ゴミを含んだゴミがかなり堆積してしまっているため、悪臭を放っていることが多く害虫やネズミなどが部屋のかしこに潜んでいる場合が多くあります。
もちろん部屋を行き来する導線は塞がれ、部屋の住人はゴミの中でも、寝床と最低限の居住スペースを決めているだけに過ぎない状態にあるでしょう。
ゴミ屋敷レベル3の片付け
部屋の数が多ければ多いほど、山積しているゴミの量は多く片付けが困難になります。
レベル3になるとやはり片付けられないまま、この状況まで来てしまっている理由があるため当部屋の住人が自ら片付けるのは困難を極めます。
日常ゴミの分別
自治体のゴミ回収日を確認して、山積している日常ゴミを分別しながらこまめにゴミ出しを行いましょう。
ゴミ屋敷は、溜まっているゴミのほとんどが日常ゴミであることが多いため、日常ゴミを分別して捨てることをあきらめずに続けることが大切です。
この日常ゴミをなくすことで導線が確保できることが多くあります。
粗大ごみの片付け
まずは散乱したゴミの中に埋もれた粗大ゴミの分別を行います。
リサイクルできそうなものと、処分した方が良いものに分けて処分した方が良いものが多ければ、自治体の粗大ゴミ回収の日に合わせて予約し指定の料金を事前に支払い処分しましょう。
リサイクルできそうなものが多い場合は、ご自身でリサイクルショップへ持ち込むことができるのであればいいのですが、難しい場合は、買取も可能な不用品回収業者に依頼して回収してもらうのがおすすめです。
清掃
ゴミ屋敷レベル3の仕上げは清掃ですが、日常ゴミの中の生ゴミや腐敗したものの蓄積によって害虫やネズミなど出ていた場合、清掃もかなりハードになります。
ゴミから出た汁気などが床にしみたまま痕になっていたり、ネズミの糞なども床に散らばっている可能性もあります。
こういった清掃は衛生的にも良くないため、ゴミ屋敷清掃サービスを利用するのがおすすめです。
