ニュースとしても取り上げられるゴミ屋敷。
いったいどのような理由でゴミの山ができてしまったのでしょうか?
ゴミ屋敷と化してしまった理由と対策まで考えてみましょう。
ゴミ屋敷とは?
明確な定義はありませんが、家の中では、足の踏み場がないほどゴミが積み上げられている、日常生活で出てしまうゴミから定期的に整理していかなければいけないゴミまでなにも手が付けられず溜めてしまっている状況を一般的に指します。
捨てられずに溜まったゴミが、家の中だけでなく外にまで出てしまい悪臭が発生したり、害虫がでてしまっていたりゴミ屋敷の敷地から出るほどにゴミがある場合、近隣住民への迷惑となり単なるゴミ屋敷ではなく、地域問題とまでなってしまうケースもあります。
ゴミ屋敷になってしまう理由?
ものが捨てられない・片付けられない
一般的にゴミとして捉えられるものでも見方を変えると“もったいない”という感覚を持つ方もいらっしゃいます。
この “もったいない”という考えとその対象物を利用することが追い付かない場合、結果的に捨てられない、ゴミとして溜まっていってしまうということに陥ります。
またこの状況にプラスして、片付けができないという特徴も重なる場合ゴミ屋敷になってしまう理由の一つです。
身体的な問題
多く見られるのが高齢者の一人暮らしです。
また、一人暮らしで体を壊してあまり動けないなどの身体的な問題を抱えている場合もゴミ屋敷につながってしまうケースが多く見られます。
ゴミをまとめてゴミを捨てに行くことがままならない持病をお持ちの方や、介護が必要なレベルの方でも、日常生活をフォローしてもらえる環境にできていない方は、意に反してゴミ屋敷化してしまいます。
ご近所で助け合う仕組みがあったり、離れて暮らしていても介助や介護の手続きをしてもらうことができる環境にあればゴミ屋敷からは遠ざかります。
精神的な問題を抱えている
うつ病やセルフネグレスト、買い物依存症などの精神疾患がある場合がゴミ屋敷につながる原因となります。
いずれも、身体的な問題と同様に、単身で暮らしていることが背景となります。
一人で暮らしているうえに精神的疾患がある場合にゴミをまとめる、ゴミを出すなどを含む家事全般がままならず、ゴミ屋敷と化します。
精神的な疾患が理由でゴミ屋敷になってしまっている場合は、ご本人が病院へ行って治療を受けることが大切です。
この場合もゴミ屋敷になってしまった当事者の方だけではどうにもできなくなってしまった結果ですので、周囲の協力が必要となるでしょう。
ゴミ屋敷脱却の第一歩
ゴミ屋敷となってしまった場合のほとんどは、本人ではどうにもでき中くなってしまったケースがほとんどです。
そんな時は、ゴミ屋敷の片付けも対応可能な不用品回収業者の理由を検討してみましょう。
ご近所の迷惑になってしまうほど進行している場合は料金も大きく成ってしまいますが、まずは無料でできる見積もり依頼をしてみましょう。