ゴミ屋敷にはレベルがあり、ひどい状況になってしまうと自分の力だけでは解決できなくなってしまいます。
ゴミ屋敷のレベル2とはどのような状況なのか、片付けるにはどんな手順を追うといいのか見てみましょう。
ゴミ屋敷レベル2とは?
ゴミ屋敷のレベル2は床にゴミが散乱しているレベル1よりも多くのゴミが蓄積し足が埋まり、ひざ下くらいまで重なっている状態を指します。
その状態の中で暮らしているために、洋服や日用品も散乱していることが多く、暮らしの導線が完全になくなってしまっている状態です。
積み重なっているゴミの状態や季節によっては虫なども出て劣悪な環境である可能性もあります。
ゴミ屋敷レベル2の片付け
レベル2はレベル1と比べてゴミの量が多く、計画を立てて時間をとって進めないと骨が折れる作業になります。
まずは全体の流れを確認してみましょう。
散らかっているものの整理
洋服、日用品、ゴミを分けてまとめる必要があります。
この時点ではとにかく使えるもの、捨てるものを分けてまとめていくことで動きやすいスペースの確保を行います。
これから片付けや清掃を行うための導線を確保することも目標に、散乱したものを種類ごとにまとめるイメージです。
ゴミの分別
ゴミとして捨てるように分けたものを分別して、自治体のゴミに出せるようにしましょう。
燃えるゴミ、燃えないゴミ、ペットボトル、缶など皆さんのお住いの自治体のゴミ出しルールに従って大きなゴミ袋を用意してどんどん分別を進めていきます。
分別してまとめたら決められた場所へ決められた曜日にゴミを出します。
分別後はゴミを散乱させないようにゴミを分別して捨てる場所を確保することが大切です。
ゴミ屋敷と化している理由がゴミの処理方法の煩雑さの場合、分別とゴミ出しが手につかない場合もあります。
ご自身ではどうしようもない場合、定期的に不用品回収などのプロに依頼するのも1つの方法です。
残す荷物の整理
散乱していた洋服や日用品をあるべき場所に戻し整理を行います。
もし積もっているゴミの種類や状況によって虫が発生している、腐敗臭などが強い場合は、処分する可能性もありますし、洗濯をした方が良い場合もあります。
清掃
蓄積したゴミの下は、経年によって落ちづらい汚れが床や壁についている場合があります。
皆さんが生活して衛生的に問題ないレベルに拭き掃除を行いましょう。
かなり汚れがひどい場合はハウスクリーニング等を利用することでゴミ屋敷再発防止にもつながります。