なるべく安い料金で不用品回収するコツ

不用品を処分する際は、不用品回収業者に依頼する人も多いでしょう。
しかし、不用品の回収には費用がかかります。
不用品を処分するので、できるだけ料金は安いほうがいいと考えるのは当然でしょう。
料金を、なるべく安くする方法はあるのでしょうか?
なるべく安い料金で不用品回収するコツについて、解説します。

目次

不用品回収の料金はどう決まる?

不用品回収業者に不用品の処分を依頼すると、処分費用がかかります。
ところで、その料金はどのように決まるのでしょうか?
料金を決める、2つのポイントについて解説します。

まず、料金を決めるポイントの1つは、不用品の量です。
不用品の量が多ければ多いほど、料金は高くなっていきます。
その場合の料金は、一定量ごとに代わるプランが多いため、多少の違いでは変わらないことがあります。

多くの不用品回収業者は、不用品を搭載するトラックのサイズで料金を決定しています。
軽トラックや2トントラックなどがあり、更にその中でサイズが分かれていることもあります。
より小さいサイズに収まる量なら、料金が安くなるのです。

もう1つが、オプション料金です。
スタッフが余分に必要な場合や2階以上から荷物を運ばなければならない場合、営業時間外の早朝・深夜に依頼した場合、即日対応を依頼した場合などは、オプション料金が追加で発生することがあるのです。

人件費や処分費も料金には関係している

不用品回収業者の料金には、不用品の量やオプション料金の他、人件費、不用品の処分費なども関係しています。

不用品の仕分けや搬出などを行う従業員の数は、処分する不用品が多かったり、重量物を運搬しなければいけなかったりする場合、どうしても増えてしまいます。
もちろん、作業員の数が増えれば、その分人件費は高くなり、トータルの料金は高くなります。

また、回収してもらった各不用品は、廃棄を完了するまでに処分費がかかります。
廃棄の工程や費用は品目によって異なりますが、一般廃棄物の場合、10kgごとに300円前後の処分費がかかるのが一般的です。

不用品回収業者の料金相場

不用品回収業者の料金相場については、1品目ごとに回収してもらうのか、積み放題プランで回収してもらうのかによって変わってきます。
それぞれ順番に見てみましょう。

1品目ごとに回収してもらう場合

こちらは、処分する不用品の数が少ない、もしくは1つしかない場合に利用する回収方法で、基本料金(約3,000円)+品目ごとの処分費用という形で料金が成り立っているケースがほとんどです。

また、こちらの回収方法における各品目の処分費用相場は以下の通りです。

品目処分費用相場
テーブル2,000円~
ベッド5,000円~
1人用ソファ5,000円~
ベッドマット3,000円~
タンス5,000円~
本棚3,000円~
扇風機1,000円~
冷蔵庫6,000円~
テレビ2,000円~
洗濯機3,000円~

積み放題プランで回収してもらう場合

こちらは、大量の不用品がある場合に、不用品回収業者のトラックに積める分だけ不用品を積んで回収してもらう方法です。

こちらのプランの場合、料金相場は以下の通りです。

プラン(トラックのサイズ)料金相場積載量
単身者向けプラン(軽トラック)20,000円~約1㎥
2K~2LDK用プラン(2t)34,000円~約4㎥
3LDK以上用プラン(4t)58,000円~約8㎥

ちなみに、もっともリーズナブルなプランである単身者向けプランであっても、以下のような不用品はすべて積み込むことが可能です。

・冷蔵庫
・洗濯機
・電子レンジ、掃除機などの小型家電
・液晶テレビ
・ベッド(マット含む)
・本棚
・食器、調理器具 など

料金を安くするコツは?

不用品回収の料金を、なるべく安くするにはどうしたらいいのでしょうか?
安くするコツについて、解説します。
ポイントとなるのは、料金を決める2つのポイントと割引です。

まず、不用品の量が少なければ料金は安くなるので、事前になるべく量を減らすことで料金を安くすることができます。
自治体にごみとして出すことができるものは、そちらに出してしまいましょう。

オプション料金は業者によって決まっているので、依頼する際にその料金を確認し、なるべくかからないようにしましょう。
例えば、2階以上のオプション料金は下に荷物を降ろしておけば発生しなくなります。

割引は業者ごとに決まっていますが、例えば自分で荷物をトラックの近くまで運ぶことで割引になることが多いので、体力に自信がある人は自分で運ぶようにしましょう。
また、春などは引っ越しにトラックが使われることもあるので、引っ越しの少ない秋冬は料金が割引になることもあります。

まとめ

不用品回収業者に依頼して不用品を処分する場合、その料金は不用品の量や作業内容によって決まります。
まずは見積もりの際、どのくらい量を減らせば料金が下がるかを聞いてみて、それに合わせて減らすことを考えましょう。
割引なども確認して、利用できるものは利用してなるべく安く回収してもらいましょう。

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