日常で出されるゴミと違って大きなゴミの種類を粗大ゴミといいますが、粗大ゴミの定義は各自治体で異なり、大きさが定められています。
サイズの大きな粗大ゴミはそのまま捨てるより再利用できる方法を見つける方が得策です。
では、粗大ゴミにはどんな種類があり、リサイクルするにはどんな方法があるのでしょうか?
粗大ゴミはどんな種類がある?
大きなサイズの家具は日常の空間に溶け込んでいることが多いため、いざ必要がないとなった時、改めて感じたサイズ感に困ってしまうことがあります。
まずは身近な粗大ゴミになる可能性があるものを知っておきましょう。
家具
身近な大きな家具の中で、一番使用頻度が高いものは毎日使用するベッドを思いつく方が多いと思いますが家具の中でもサイズ感が大きく、家から持ち出すのが難しい粗大ごみの一つになります。
組み立て式ではない、折り畳みではないベッドは、購入する時もゴミに出す時も大変さがあり、別途費用が掛かってしまう可能性が大きいと知っておきましょう。
タンス、クローゼット類
カーペット・じゅうたん
見落としがちなのがじゅうたんやカーペットです。
汚れが蓄積しやすいため、リサイクルすることは少なく粗大ゴミとして出すことが多いものの一つです。
大きい部屋で使用していたじゅうたんなどは、折りたたんでも重さ、大きさ、ともに一人だと大変な荷物になる可能性があります。
床に敷くカーペットは滑り止めの意もあり、サイズは大きくなくても重厚感があり重さがあるものが多く見られます。
自転車
折り畳み式であればコンパクトになりますが通常の自転車であれば大荷物になります。
状態によってはリサイクルできるものもありますが、粗大ゴミとして出す場合は自治体が指定する集積場に持っていく必要があります。
家電
粗大ゴミに該当する身近な家電は、大きいもので冷蔵庫、洗濯機や乾燥機、テレビ、エアコンなどがあります。
これらは実は家電リサイクル法で家電4品目と呼ばれ、ゴミとして排出するのではなくリサイクルする家電と定められているため、買い替える場合は新しいものを購入する家電販売店へ持ち込む、処分のみを希望する場合は皆さんの居住地の市町村に問合せ、引き取りまたは指定場所へ持ち込む必要があります。
新品を購入する場合は、販売店で下取りサービスなどを行っている場合がありますが、処分のみの場合はリサイクル料金を支払って依頼をします。
レジャー用品
特に大きいものは、ゴルフ用品、キャンプ用品、BBQ用品が該当します。
ゴルフパッドは持ち運べますが柄が長く粗大ゴミとして扱われます。
キャンプ用品は簡易テーブルや椅子、テント用具などかさばるものも多くあります。
レジャー用品は長年使用するものというより何回か使いたいという方も多いためリサイクルショップでの需要が高いジャンルです。
使い込んだ老朽化が激しいものでなければリサイクルショップなどへ持ち込むのがおすすめです。
粗大ゴミのリサイクル
粗大ゴミは、大掃除や引っ越しなどのタイミングで見直すことが多いため、一度に出てきます。
自家用車などで持ち運べる量とサイズの粗大ゴミであれば良いのですが、大型のものが入ってきた場合ご自身で家から出すことも難しい場合があります。
そんな時は、指定の日時に一度に粗大ゴミを持ち出してくれる不用品回収業者を利用するのも手です。
サイクルできそうなものが多い場合は、買取も可能な業者を探すのがいいでしょう。